恋花火~最後の花火は君と観て良いですか?
私達が仲良くなったのは名前がきっかけだった。

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私は本当は、南が丘高校に志願していた。

だけど、受験で失敗し滑り止めで

今の緑ヶ丘高校に行くことになった。

緑ヶ丘高校に来たのは地元は私だけだった。

その時から私は既に孤独だった。

「よし!今から体育館に移動するぞ」

(私も行くか…)


入学式で体育館に移動する最中、

肩をポンポンと叩かれた。

振り替えるとそこにいたのは、美桜だった。

「宮坂さんだよね?」

「えっ…そうだけど?」

(この子は確か、桜川さん?さっき自己紹介した時男子が注目してた…。)


「わ~嬉しい!私、一度宮坂さんと話してみたかったの~!」

そう言った美桜はとても可愛かった。

長い睫毛、綺麗な二重、くりくりの目、鼻筋が高い、ちょっと茶色が入った綺麗な髪


男子に人気なのは分かる。

それにて私は、

美桜とは比べ物にもならない。






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