紅ノ花

「じゃあ、入って来い。」

教室から説明通りの声が聞こえた。

その声に応え、扉の前に立つと、
先程と同じように扉が消える。

私が歩き出すと 琥珀は、
後に続いて歩く。

教室の黒板の前に立つと、
教室中を見る。
しかし、
そこには5人の生徒しかいなかった。

( っ人数少な過ぎじゃない⁉︎ )
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