紅ノ花
悩んだ末に私が出した結論は…


「ま、なんとかなるか。」


「うん、冗談はさておき、急ごう。」


冗談と言い切ったときの
琥珀の目が笑っていないので本気で支度
することにします。はい。


私が通うことになっている


[聖華第一魔法高等学校]


では、世界中から魔法師を目指す優秀な人
材が集まっている。


私は、春の半ば今の時期から途中入学する
ことになった。
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