青い僕らは奇跡を抱きしめる
兜と少し話をしていたが、次第に兜は眠りに落ちて行った。
すっかりスースーと寝息を立てて眠り込んでいる。
しかし、今度は俺が眠れなくなってしまった。
じっとしてれば眠たくなるかと思ったが、どうしても何度も寝返りをうってしまって、余計に目が冴えてしまう。
兜が言った言葉がどうも気になって、俺の中で膨れ上がってしまった。
とうとう俺は我慢できず、兜を起こさないようにそっとベッドを離れ、コンピューターのある伯父の書斎へ向かった。
調べ物があるときは遠慮なく使っていいと言われているので、ネットがしたいときはここに時々来ている。
皆寝静まった夜、息を潜めるように俺はコンピューターの電源を入れた。
立ち上がる時間がもどかしく、訳もなくイライラする。
俺は革張りの椅子に腰をかけ、暗闇の中コンピューターから発せられる青白い光に照らされていた。
やっと準備が整ったとき、検索サイトを開いてそこに「エムデス」と打ち込んでみた。
色々と同じ名前のものが検索に引っかかったが、それらは店の名前や組織名だったり、病気の名前ではなかった。
そこに「血」と付け足してみた。
それでも自分が思うような情報はひっかからなかった。
やっぱりマゾの意味で言っただけなのだろうか。
次にアルファベットに変換してみた。
「エムはそのままMとしてデスはこの場合、頭文字だけとってDSとしてみよう」
MDSと打ち、そこに「血」とくっつけて検索したときだった。
俺は出てきた結果に一瞬で全身が凍ってしまった。
「う、嘘だろ、嘘だろ」
俺は何度もそう呟いて、何かの間違いであって欲しいと、コンピューター画面を見て震えていた。
すっかりスースーと寝息を立てて眠り込んでいる。
しかし、今度は俺が眠れなくなってしまった。
じっとしてれば眠たくなるかと思ったが、どうしても何度も寝返りをうってしまって、余計に目が冴えてしまう。
兜が言った言葉がどうも気になって、俺の中で膨れ上がってしまった。
とうとう俺は我慢できず、兜を起こさないようにそっとベッドを離れ、コンピューターのある伯父の書斎へ向かった。
調べ物があるときは遠慮なく使っていいと言われているので、ネットがしたいときはここに時々来ている。
皆寝静まった夜、息を潜めるように俺はコンピューターの電源を入れた。
立ち上がる時間がもどかしく、訳もなくイライラする。
俺は革張りの椅子に腰をかけ、暗闇の中コンピューターから発せられる青白い光に照らされていた。
やっと準備が整ったとき、検索サイトを開いてそこに「エムデス」と打ち込んでみた。
色々と同じ名前のものが検索に引っかかったが、それらは店の名前や組織名だったり、病気の名前ではなかった。
そこに「血」と付け足してみた。
それでも自分が思うような情報はひっかからなかった。
やっぱりマゾの意味で言っただけなのだろうか。
次にアルファベットに変換してみた。
「エムはそのままMとしてデスはこの場合、頭文字だけとってDSとしてみよう」
MDSと打ち、そこに「血」とくっつけて検索したときだった。
俺は出てきた結果に一瞬で全身が凍ってしまった。
「う、嘘だろ、嘘だろ」
俺は何度もそう呟いて、何かの間違いであって欲しいと、コンピューター画面を見て震えていた。