天使の笑顔で【Remake】
「ごめん、涼君、
私が追いかけちゃったから」
「まもりのせいじゃないよ
せっかく起こしてくれたのに置いていった俺が悪い」
まもりはまゆちゃんの肩をポンッと置いて
「ごめんなさい、私のせいであなたまで巻き込んじゃって」
と優しく言った
まゆちゃんは首を横に振る
「ううん、楽しかった」
汗をかいて息を切らしながら笑顔でまゆちゃんは言った
「涼君、私もう大人しく教室に行くね」
まもりは反省の色をここでもかというくらいに出しながら言う
「おう、じゃあまたな」
とぼとぼと帰るまもりの背中を見送った
「俺らも行くか」
「うん」
俺とまゆちゃんは教室に向かう前に
ちょっと休ませようと学校内のベンチに座らせた
「ごめんね、走るとたまにこうなるの」
「喘息かなんか?」
「うん、そんなとこかな?」
とりあえず、一回落ち着かせるが
なんだろうな
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ