天使の笑顔で【Remake】
え??
あれ???
嘘だろ??
目の前には
しゃがみ込んで動かないまゆちゃんがいた
「まゆちゃん??」
俺は慌ててまゆちゃんに話しかける
「あ、」
まゆちゃんは顔を赤くさせ息を切らしている
「マジでどうした!?」
おでこを触ると
「熱あんじゃん!」
完全に力が抜けたのか俺に寄りかかる
くそ、この辺に病院なんてないぞ?
どうする?
ダッシュで保健室に行こう!
「まゆちゃん、背中乗って」
俺がしゃがむとまゆちゃんはそのままひょこっと背中に乗る
おんぶで走り学校に向かう
まゆちゃんめっちゃ軽いな
「とりあえずダッシュで保健室向かうから死ぬなよ?」
「うん」
学校に着いてすぐに保健室に向かう
その頃にはまゆちゃんの手の力は強くなり
涙も流していた