重なった社会～Ivy with little spider～

長良容疑者が所有するパソコンには遺書と思わしき文章を残されていた。
その中で「河内容疑者に命令されて、事件を起こした。殺すつもりはなかった」と犯行を認める記述を残している。


河内容疑者は、大手建設会社「(株)●●工務店」の河内昇社長(53)の一人息子。
長良容疑者の父親(53)は河内昇社長の秘書を務めている。

昔から、親子ぐるみでの付き合いを行っていたが、「昔から河内容疑者は、長良容疑者を使い走り同然に扱っていた。」と、関係者が証言している。


河内容疑者には●●年×月に、都内駐車場で近所に住む男性住民(21)と揉めた末に全治6か月の重傷を負わせ傷害の罪に問われ逮捕されたが、直後に目撃者からの証言により、偶々通りかかった河内容疑者に精神に異常をきたした男性住民が襲いかかって来たことが判明。


(2/5)