君の隣でーーー
ーーーーーー

誤解した恋は、私の勘違いでした。


初恋は実らない言うけど、そんなことない。

私はあれから猛勉強して、君の隣を並ぶために、頑張った。


4月。


桜の花は満開。

広い構内。

カフェはおしゃれで、人で溢れてた。


私は、神田外語大学を受かった。


「やっと、来れた」

泣きそうになる。

「何、何どうしたの?泣いてるの?可愛いね。
新入生?」


え、まだ泣いてないのに、泣きそうではあったけど………


「いえ、私は………人を探してて」


なに、このチャラい感じ。

不安。

知らない人だらけの、場所。

怖い。

< 6 / 11 >

この作品をシェア

pagetop