ノートの端にメッセージを
トラックの前輪の下敷きになったコウタがいた………。


 「うそっ…そんな………大丈夫!?コウタ!!」  私は力無く道路に投げ出されたコウタの手を握り締める。

 「コウタ!コウタ!!」
 どうして返事をしてくれないの…さっきは返事をしてくれたのに……。その間にもコウタの体からはどんどん血が流れ出ていく。
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