ノートの端にメッセージを
 そこにはコウタのにんまり顔があった。
 「ワッハハ、騙されたなミオ!」
 「む、コウタの嘘つき~。」
 私は思いっきり膨れっ面をしてやった。
 「可愛いなーお前は。そういう顔見たいから嘘つきさんになるんだぞ、俺は!」
 「コウタの変態!」 「なんだと~。」 コウタが私の脇腹を両手で、すっと一瞬だけ撫でた。
 「ひゃっ、ちょっと!」
 「悪い子には………
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