君はアイドル
「好きだよ。
絶対に離さないから。」
チュ、とキスをされ私はまんまと顔を赤くして顔が見れなくなる。
「青…顔どうした。
照れてんの?」
再び顔を上げられ、私はギュッと目を閉じる
「こんなことされて照れない人いるの?!
お願いだから離れて…っ」
嫌に決まってんじゃん。と顔を押さえたまま食べるようにキスをされる。
それなりに恋はしてきたけど、こんなにドキドキして耐えられない事なかった。
好きになってしまいそうで怖い。
その後自分がどうなるかわからない。
「…可愛いな」
優しい顔で私を見つめて微笑んだ流星を見て胸がキュウと苦しくなる。
幸せ…ってこういう事を言うんだろうな
好きじゃないとか逃げてきたけど、結局一緒にいればいるほど幸せを感じてるんだ。