君はアイドル
急に思いもやらない事をボソッと言った基に2人共目を見合わせる。
「えっ、めっずらしーな!
お前が女褒めたの初めて聞いた!
そんなに2人接点あったっけ?!」
凛が基の肩を組んでニヤニヤする。
「……ダメだからな。」
ムスッとしながら基を睨む流星。
「はぁ?何がだよ。
あんな生意気な女興味ないわ。」
フッと笑いながら部屋から出て行く基。
基はいつも仕事が終わるとどこにも寄らずにすぐに家に帰宅する。
マンションに着くとたまたまスーパーから帰って来て袋を重たそうに抱えていた青を見つける。