君はアイドル
「ストップ!
ほら、湯船でハグしましょうね。」
「我慢出来ない…」
「今日あった話しとかしたいなぁ。
ご飯食べてからゆっくりしようよ。」
少し膨れながらも頷く。
湯船に浸かり後ろから抱きしめられながら暖まる。
「仕事どう?順調?」
「うん、ドラマ撮影もチームワークいいし、乗ってると思う。」
「すごいね。
テレビ見てても流星いっぱい出るし本当に一緒に住んでる人と同一人物なんて信じられないよ。
今日も基くんと下で会ってね、流星は忙しいって言ってた。」
流星の顔がピクッと反応したのを私は知らない。