君はアイドル


正直、家事もするし仕事もあるし指輪なんてほとんどしたことが無いかもしれない。
過去に付き合ってた人ともペアリングはした事がなかった。


「あんまり興味なかったからなー。
本当にテレビとかライブにそのまま付けたりしないでよ?
そんなのに優越感感じないし、ファンの子達に失礼だから。」


ハハっと流星は笑った。


「はぁ、ほんと青ってそういう所がいいよね。
普通は優越感しかないし、自慢する女が多いんだよ?
俺の事好きなのかなって思うくらい冷静。」


少し寂しそうな顔をした流星を見て、しまったと反省。


「…あ、ごめん。
ペアリング買ってくれるのは嬉しいからね。
そんな風に思わせちゃうの本当…ごめん。」


< 121 / 131 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop