君はアイドル
私と流星だけは違う!と言い返した。
「そんな事で喧嘩するなんて、そっちこそただの友達じゃないじゃない!」
「俺は友達っていうか心の拠り所だと思ってるけどな。」
サラッと凄い事を言った流星にぎょっとする。
みんなも私の方をチラリと見だした。
「…ちょっと、やめてよ。
どう反応すればいいのか分からないじゃない。」
動揺する私に凛くんがソッと肩を抱いてソファに座らせてくれた。
「とりあえず、打ち上げなんだし飯食おうよ。
綾子ちゃんも座って。」