君はアイドル
思いもよらなかったのか、目を丸くした後笑い出す流星。
「っはは!
そうだな、お前はそういう奴だよな!
嫌だったら最初から行かないか!
悪い悪い、不安になってついな。」
「彼女ってのは否定してよね、お互い得な勘違いじゃないでしょ。
若いし女の子連れてたら確実に怪しまれるだろうし。」
「分かった。
お前との事がもし言われてもお前の事は俺が守るから心配するな。」
不覚にも言われることなんてほぼないであろう言葉に少しドキッとしたのは秘密。
そして、この日の後にニュースで彼のことを見ることになる。