君はアイドル
「俺が今頑張れるのは青のおかげだから。
疲れてても会えば元気でるし、甘やかさないで居てくれるから明日からも頑張ろうって思うし。
青に見て欲しいってドラマもダンスも頑張ってる。」
出会った頃、天狗で俺の事知らないのかよって態度だった人が、こんなに穏やかに前向きな事を言ってる。
そんな事に感動して、ほんとに好きで居てくれてるんだなって実感してしまった。
「………分かったよ。
私なんかで元気でるなら何も出来ないけど会って話すくらいなら。」
パァっと明るくなっていく顔に、可愛くて笑ってしまう。
油断して笑っている所、頬にチュッとされた。
「ぅえ!?」
思わず仰け反ると、あっはは!と流星は笑った。