君はアイドル


「…そりゃあそういうのもあったけど、んなのアイドルとか関係ないだろ。
でも青には寂しい思いもさせないし、なんなら俺が寂しくて耐えれねーわ。」


さっきから女の子が喜ぶ言葉をよくもまぁポンポンと。
さすが分かってるっていうか……


「私はアイドルしてる流星がかっこいいと思うから、テレビ見て応援してる。」


私の言葉が嬉しかったのか、緩んだ顔をしてまた顔を近づけて来た。


キス魔なのかな?


すると、耳元に顔がいったので少しビクっとなる。

「…すげー抱きてー」

カァッと思わず顔が赤くなる。


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