君がいない世界に、僕は生きてみよう







俺は桜の花びらが散る大学内を歩きながら過去を思い出した。






雪と出会ったのは高校1年の春。





ちょうど桜が咲いて、風で散っている時期だった。





席が隣で、趣味が同じで
好きになるの時間はかからなかった。





高校1年生の夏。





雪は真っ赤になりながら俺が伝えた気持ちを嬉しいと泣きながら抱きしめて答えてくれた。





俺が雪が泣いた顔を見た初めて見た日だった







そして、絶対離さないと決めた日でもあった





< 5 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop