ビターなキミと甘い恋を。
秘密の女子トーク
「きりーつ、きをつけー、れーい」
緩く終わった帰りの挨拶。
クラスのみんなはそれぞれで教室から出ていった。
私はいつも駅まで同じの愛夢ちゃんと一緒に帰ることにしている。
滝田くんは中学から始めたバスケがあり、部活に行くついでに私たちを「ばいばーい」と言って見送ってくれる。
ちなみに、羚くんはいつも1人で静かに帰る。
冷めたお方だ。
「璃鈴?どうしたの?」
「あ、ごめん愛夢ちゃん!」
思わず羚くんを見つめてしまっていた私はすぐに愛夢ちゃんに謝って、教室から出て2人で歩き出す。
すると、あることを思い出した。
「あっ、忘れてた!」
「わっ、もう璃鈴!大きい声で叫ぶのやめてよ!」
「ご、ごめん愛夢ちゃん・・・・・」
体を縮めて謝ってから、私はスクールバッグからある袋を取り出す。
「はい!どうぞ」
「ん?・・・・・あっ、クッキー!」
私はそのまま愛夢ちゃんに手渡した。
そう。袋に入っていたのはチョコとノーマル味のクッキー。
先週に、愛夢ちゃんにクッキーを渡す約束をしていたから。
友達になったのは高1のときだったけど、私の店のものを食べたことがなかったから、食べてみたいと言われたからだ。
緩く終わった帰りの挨拶。
クラスのみんなはそれぞれで教室から出ていった。
私はいつも駅まで同じの愛夢ちゃんと一緒に帰ることにしている。
滝田くんは中学から始めたバスケがあり、部活に行くついでに私たちを「ばいばーい」と言って見送ってくれる。
ちなみに、羚くんはいつも1人で静かに帰る。
冷めたお方だ。
「璃鈴?どうしたの?」
「あ、ごめん愛夢ちゃん!」
思わず羚くんを見つめてしまっていた私はすぐに愛夢ちゃんに謝って、教室から出て2人で歩き出す。
すると、あることを思い出した。
「あっ、忘れてた!」
「わっ、もう璃鈴!大きい声で叫ぶのやめてよ!」
「ご、ごめん愛夢ちゃん・・・・・」
体を縮めて謝ってから、私はスクールバッグからある袋を取り出す。
「はい!どうぞ」
「ん?・・・・・あっ、クッキー!」
私はそのまま愛夢ちゃんに手渡した。
そう。袋に入っていたのはチョコとノーマル味のクッキー。
先週に、愛夢ちゃんにクッキーを渡す約束をしていたから。
友達になったのは高1のときだったけど、私の店のものを食べたことがなかったから、食べてみたいと言われたからだ。