「もう少しだけ愛させて」
『可憐と………ギクシャクさせちゃって…』





すると晴希は



『プッ……なにいってんだよ〜〜〜?なんでお前が…………はははっ、あ〜おかしい!!』





なぜかイキナリ爆笑。






『な、なんで笑って…もう!!!!せっかく謝ったのに…。』





『あ…。ごめんごめん。だから落ちるなって。
っつうかぁ、お前は何にもしてねぇじゃん?オレらがこうなったのはオレらの責任だし?』







最後にニカッと笑ってみせた。晴希…ごめん。








その後、アタシたちは散々愚痴や面白い話とかをしていた。



時計を見ると既に12時を回っている。




『あ、もう12時になっちゃったぁ。帰らないと』





『いや、もう帰るのには暗いし、俺が送ってったところで通り魔に刺されたってやだし。泊まってけば?』




『ははっ。男のくせに!
でも…………それもそうだしなぁ。………やっぱり、泊まる!!…………お構い無く。』







別に男友達だし良いよね。

晴希だって、可憐は和樹の方行っちゃって寂しいよね。


アタシも和樹とは別れたんだもん。いいよね?










アタシはさっきの罪悪感などすっかり忘れて、泊まることにした。
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