「もう少しだけ愛させて」
ちらっ







和樹はこちらを見た。





少しだけ驚いた表情。
ほんの少しだけ。



そして、腰をいったんとめる。










『和樹〜?』



女が甘い声で和樹の名前を呼ぶ。









アタシは石のように固まってしまった。








再び和樹は腰を振る。






女もエロい声をだす。





















何でこんなに悲しいの?




和樹とは別れたのに。





いや、別れたからなのかもしれない…。





わからないよ…。

















和樹…。
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