「もう少しだけ愛させて」
ベッドに潜り込み、ケータイをいじってると、いきなり着信が来た。












『は、はいもしもし!』







『ゆりあ………?俺、晴希だけど…。』


なんか気まずい…。あの時の告白以来、話してないし。



『あ………どしたの?』





『いや、学校来てねぇから。』






『あ、ちょっと風邪引いちゃってさ…。』






『…………………今からお前んち行くから』






『は、はぁ?!な、なんでよ!?』






プツッ………プープープー






切ったな……。





って…………来るって何よ――――?!










どぉしよぉ…。こんなカッコだし……。
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