「もう少しだけ愛させて」
あんなこんなで到着。














早朝から出た飛行機のため、ちょうどいい時間だった。








『きれ〜…!』







『う、うわ〜!!』








そこには、本物の水色って感じがする、透き通った海が広がっている。

















『あたしね、ずっとゆりあのこと狙ってたの♪


…いつも一人でいたじゃない?』



南月は、悲しそうな顔で呟いたのだった。




アタシはその言葉に、胸の底から震えた。









こんな風にアタシを気に掛けてくれてる人もいたんだ…。







こんな小さな想いいだけで、心が温かくなるなんてしらなかった…










今度は…………………………………裏切られないよね?
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