「もう少しだけ愛させて」
アタシたちは一泊目に泊まるホテルへ向かった。





荷物はすでに届いたので、さっそく整理。





部屋のメンバーは、先生が決めたので、あんまりはっきり見てなかった。






誰と一緒だろ?





班番号だけは見てきたから…
確か…508………かな?












うやむやなまま508号室へ向かう。







扉を開くと、少しゴージャスな部屋だ。











『わぁ…ひろいね!』





え!?






そういったのは、南月だった。








『いつからいたの?!』






『はぁ?ずっと後ろにいたよン?』





『ま…まじ』





『ゆりあって天然〜♪
かわい!
つーか、部屋一緒でよかったよね〜』





『一緒なの?!』





『うん♪』








よかったぁ…。
仲良くない人ばっかで一日過ごしても超つまんないし。



ってか、3泊。
三日だ!










マジよかったあ。










『荷物整理しよっか?』





『そだね』






アタシたちは、部屋にある、無駄に大きなクローゼットにでっかい(アタシの以外)バッグをいれた。








そのまま押し込んだだけだけど。








『ふぅ〜…。おわったね〜…。』




南月はベッドにダイブ!




『疲れるのはやくない〜。これだけなのに〜?』
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