夜。〜キャバ嬢の恋〜
信じてくれるか。
オレは本当にお前のことが好きだった。色管理じゃなく、お前のことが好きで、大切だった。
でもさ、オレに会うために、お前は出勤を増やして、ぼろぼろになっていくような気がして・・・
それじゃ、お前にとっては色管理と同じだよな。
オレ見てて辛い。
オレ弱いから、オレのためにぼろぼろになっていくお前を見るのが、耐えられないよ。
だから、オレはやめる。
今度はボーイとして、風紀としてじゃなくて、あさみに出会いたいから・・
出会うために、オレは、いなくなるから。
でも待っててほしい。勝手な頼みだけど、待っててくれ。
必ず、あさみの前に戻ってくるから。
はじめ』