好きは何色、君の色。
「ごめん、突然に。
いつでもいいから、返事欲しい。
気まずくなって明日から遊べないとかもなし。普通でいて?」



璃空くんはそれだけ言って私の手を離して去っていった。



何かを言わなきゃ、なんて言えばいいの?なんて璃空くんの背中を見つめるだけで何も出来なかった私は、恋というものがどういう事なのか分からなかった。
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