好きは何色、君の色。
「うん!そう!!うぅぉぉっ。
何すんの!空兄ちゃん!!」




何故か璃空くんは、途中で宗介の口を抑えた。



「ふふ。空ねぇ、ちょっと来て!」



明子に手招きされて言い合いしてる2人に離れた駐車場の所で明子を見た。



『どうしたの?明子。』



「あのね」と小声で話すので腰を屈めて耳を傾けた。



「あのね、空にぃがコレ、作ったんだよ。いつも、空ねぇがイヤリング付けてるの知ってて。
でも、恥ずかしいから言わないでって。」



クスクスと笑って話す明子。
この話聞いてよかったのかな。



「空ねぇ、良かったね!」



『え?どーして??』



「だって、空にぃのこと好きでしょ?
好きな人からのプレゼントだよ??」



『はっ!?
私がr』



「しーっ!!」



『あ、ごめん。
なんで私が璃空くんが好きだと思うの?』



「だっていつも空にぃのこと見てるでしょ?昨日だって!お城作ってる時もバレーしてる時もずっと空ねぇ見てたじゃん!!」
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