私の恋は罰ゲーム。
恋の始まり
「おーい!香奈ー有栖ー」
グラウンドにいた黒瀬が私達に大声で話しかけてきた。
「あっ、翔君。何してるのー?」
(さっきから見てたくせに...)
「サッカーだよー。お前らもするー?」
やりたいなぁ。でも、
「ううん。大丈夫」
ほら、やっぱり。汚れるのを気にしているのかいつも断る。
私みたいな男子キャラとはやっぱり違う。
「そうだー。香奈~今日一緒に帰ろうぜー」
「いいよー」
少し由梨に悪いと思いながら返事をする。
「じゃあ、部活が終わるまで待ってて!!」
「わかったー」
あぁ、由梨あからさまに嫌そうな顔してる、、、
「由梨も一緒に帰る?」
本当はちょっと嫌な気持ちを抑えて誘う。
「いいの!?」
可愛い顔をしてくる由梨。
「まったく、仕方ないなぁ。」
「ありがと~」
「じゃあ、また放課後ね」
「うん!じゃあまた!!」
私の恋の始まりは、由梨が黒瀬のことを好きになってからだ。
好きになる前はそんなに意識してなかった。
でも、由梨が黒瀬のことばっかり話してるから、黒瀬の良いところを知って意識するようになった...
好きって確信したのは、6月の集会の時だ。
その時は、もともと気分が悪くて、吐き気がしていた。
でも、集会に行かないわけにもいかず頑張って集会に行った。
集会の時は、我慢してたけど終わってからがダメだった、、、
体育館を出たときの、あのもわっとした空気がもう限界だった。
フラッと倒れそうになった時に、「大丈夫か?」と支えてくれた黒瀬に不意にキュンとしてしまった。そしてそのまま、黒瀬はお姫様抱っこで保健室に連れて行ってくれた。
あのときは、周りから聞こえた女子達の悲鳴がどうでもいいぐらい気分が悪かったから良かったけど、普通だったらと思うととても恐ろしい。
保健室に連れて行ってくれた後も、ずっと私に付き添ってくれていた黒瀬に好きと確信したのはその時だった。
グラウンドにいた黒瀬が私達に大声で話しかけてきた。
「あっ、翔君。何してるのー?」
(さっきから見てたくせに...)
「サッカーだよー。お前らもするー?」
やりたいなぁ。でも、
「ううん。大丈夫」
ほら、やっぱり。汚れるのを気にしているのかいつも断る。
私みたいな男子キャラとはやっぱり違う。
「そうだー。香奈~今日一緒に帰ろうぜー」
「いいよー」
少し由梨に悪いと思いながら返事をする。
「じゃあ、部活が終わるまで待ってて!!」
「わかったー」
あぁ、由梨あからさまに嫌そうな顔してる、、、
「由梨も一緒に帰る?」
本当はちょっと嫌な気持ちを抑えて誘う。
「いいの!?」
可愛い顔をしてくる由梨。
「まったく、仕方ないなぁ。」
「ありがと~」
「じゃあ、また放課後ね」
「うん!じゃあまた!!」
私の恋の始まりは、由梨が黒瀬のことを好きになってからだ。
好きになる前はそんなに意識してなかった。
でも、由梨が黒瀬のことばっかり話してるから、黒瀬の良いところを知って意識するようになった...
好きって確信したのは、6月の集会の時だ。
その時は、もともと気分が悪くて、吐き気がしていた。
でも、集会に行かないわけにもいかず頑張って集会に行った。
集会の時は、我慢してたけど終わってからがダメだった、、、
体育館を出たときの、あのもわっとした空気がもう限界だった。
フラッと倒れそうになった時に、「大丈夫か?」と支えてくれた黒瀬に不意にキュンとしてしまった。そしてそのまま、黒瀬はお姫様抱っこで保健室に連れて行ってくれた。
あのときは、周りから聞こえた女子達の悲鳴がどうでもいいぐらい気分が悪かったから良かったけど、普通だったらと思うととても恐ろしい。
保健室に連れて行ってくれた後も、ずっと私に付き添ってくれていた黒瀬に好きと確信したのはその時だった。