君との約束
1章 僕の事。
僕と君のこと
ほんの少し、昔話をしよう…
2年くらい前、自分の体に異変を感じ始めた。
なんとなくだ。本当になんとなくなんだけど…
箸が持ちづらくなった。
すぐ疲れるようになった。
今まで、こんなことなかった。
ずっと帰宅部だったけど、体力には自信があるほうだった。
最初は、最近寝不足が続いていたから、それのせいだと思って、早く寝るように心がけた。
だけど、改善されない。
悪化する一方だった。
このことを君に話した。
君は、自分のことのように心配してくれて、すぐに、病院に行って来た方がいいって。
だから、病院に行ったんだ…
診察結果に僕は驚愕したことをいまでも覚えているんだ。
診察した結果を聞きに行ったとき、あぁ、これは、何かの病気にかかったんだな。と思った。
でも医者から、話された治療方法は
「わからない」だった。
それを聞いて、あぁ、君にこのことを何て、伝えようって思った。
君と離れるのが怖かったから。
自分にはまだ遠いと思っていた“死”と言うものが近くにあるのだと知らされたわけだからね。
頭が真っ白になった。母さんが、泣き崩れるのを見て、あぁ、僕、死ぬんだなぁって思った。
2年くらい前、自分の体に異変を感じ始めた。
なんとなくだ。本当になんとなくなんだけど…
箸が持ちづらくなった。
すぐ疲れるようになった。
今まで、こんなことなかった。
ずっと帰宅部だったけど、体力には自信があるほうだった。
最初は、最近寝不足が続いていたから、それのせいだと思って、早く寝るように心がけた。
だけど、改善されない。
悪化する一方だった。
このことを君に話した。
君は、自分のことのように心配してくれて、すぐに、病院に行って来た方がいいって。
だから、病院に行ったんだ…
診察結果に僕は驚愕したことをいまでも覚えているんだ。
診察した結果を聞きに行ったとき、あぁ、これは、何かの病気にかかったんだな。と思った。
でも医者から、話された治療方法は
「わからない」だった。
それを聞いて、あぁ、君にこのことを何て、伝えようって思った。
君と離れるのが怖かったから。
自分にはまだ遠いと思っていた“死”と言うものが近くにあるのだと知らされたわけだからね。
頭が真っ白になった。母さんが、泣き崩れるのを見て、あぁ、僕、死ぬんだなぁって思った。
< 1 / 2 >