たったの3年
-哉太side-


今日も疲れたわー


でも帰ったら、優紀が居る!


んで帰ってみたら、なんか本読んどるし。


なに読んでるか気になるやん?

覗いてみてん。そしたらな、ゼ〇シィ読んでんねん。

あの〔プロポーズとウェディングの間の幸せな時間〕の雑誌やで♪


かわいい所あるやないの♪


声かけたら、ビクッて!!

ぬはo(≧∀≦)o


「ビックリしたな~。お帰り♪」

「ただいま。まだプロポーズしてへんで?」

「いーの!」



プルルルルップルルルルッ

[木島孝志]



「これ誰やねん」





こんな事があっていいのか。



どっかのドラマじゃあるまいし……


「優紀は俺の傍にずっと居る言うたよな?」


「言ったよ?だからちゃんと彼にも話さないとって思って…」


「なんやねん。言い訳すなや」


「ごめっ……ぃゃっ!!」










………ついに優紀を殴ってもうた。



何してんやろ、俺。




もう戻れへん気がする。
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