たったの3年
そこで目が覚めた。

私は急いでリビングへ行こうとした。


でも、それはできなかった。



私の首には手錠のような物がついていた。

私は息をすることも忘れるほど驚いていた。


「哉太…」

「何や?それ外したらお前逃げるやろ?離れへん言うたやろ?」

嗚呼、もう嫌だ。
これがDV?

普通に哉太と仲良くしたかったな。


結婚して、子供産んで、育てて。

おじいちゃん、おばあちゃんになっても仲良くして。

天国でも仲良くして。


叶わないのかな。
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