甘い恋は復讐の後で
「れ、伶央さん、服!
それにまだ!床が水浸し!!」
騒がしい莉緒を抱き竦めて耳元で囁く。
「キスしていいか?」
「………ッ。それは……。その。」
「嫌ならしない。」
莉緒は真っ赤な顔をさせて小さく頷いた。
それを視界に映すともうダメだった。
性急に顔を近づけて噛み付くように唇を重ねた。
息をつく間も惜しくて何度も何度も。
胸をたたかれてやっと息をつくと「ごめん。余裕なくて。ちゃんとする」と謝ってからゆっくりと唇を重ねた。
今度は優しく重ね合わせると手で頬を包んでそっと撫でる。
唇を離すと手に頬をすり寄せた莉緒に胸が締め付けられた。
抱き上げて寝室に運ぶ。
ベッドに下ろすとおでこにキスを落とした。
「あ、あの。私、初めてで。」
しがみついて訴えた莉緒に胸が壊れそうなほど音を立てる。
「あぁ。優しくする。」
「でも……あの……。」
「嫌?俺のこと嫌い?」
「それは……。」
ずるい聞き方だ。
そんなことは分かってる。
俺は………。
今だけ。今だけ言ってしまいたい。
それにまだ!床が水浸し!!」
騒がしい莉緒を抱き竦めて耳元で囁く。
「キスしていいか?」
「………ッ。それは……。その。」
「嫌ならしない。」
莉緒は真っ赤な顔をさせて小さく頷いた。
それを視界に映すともうダメだった。
性急に顔を近づけて噛み付くように唇を重ねた。
息をつく間も惜しくて何度も何度も。
胸をたたかれてやっと息をつくと「ごめん。余裕なくて。ちゃんとする」と謝ってからゆっくりと唇を重ねた。
今度は優しく重ね合わせると手で頬を包んでそっと撫でる。
唇を離すと手に頬をすり寄せた莉緒に胸が締め付けられた。
抱き上げて寝室に運ぶ。
ベッドに下ろすとおでこにキスを落とした。
「あ、あの。私、初めてで。」
しがみついて訴えた莉緒に胸が壊れそうなほど音を立てる。
「あぁ。優しくする。」
「でも……あの……。」
「嫌?俺のこと嫌い?」
「それは……。」
ずるい聞き方だ。
そんなことは分かってる。
俺は………。
今だけ。今だけ言ってしまいたい。