甘い恋は復讐の後で
隣を歩く兄と話す為には見上げなければ顔が見えない。
お兄ちゃんは普通にしていればカッコイイお兄ちゃんだと思う。
背もそこそこ高いし、顔も身内の欲目を差し引いても目鼻立ちがハッキリしていてカッコイイ。
多分、モテたと思う。
年の離れた兄妹で今年で三十歳だ。
そろそろ結婚してもいいのに。
「ここのアパートなの。
じゃありがとね。おやすみなさい。」
「あぁ。おやすみ。」
兄に手を振ってアパートの階段を上った。
まだ見ている兄に苦笑してドアを開けた。
きっと部屋に入るまでずっと見てるつもりだ。
そういうところは変わらないなぁ。
玄関のドアを開け、振り返って手を振った。
優しい微笑みを浮かべる兄も手を振り返した。
このくらいの距離感と熱量ならいい兄妹って感じだなぁ。
家を出て正解だったのかも。
そんな感想を浮かべた。
お兄ちゃんは普通にしていればカッコイイお兄ちゃんだと思う。
背もそこそこ高いし、顔も身内の欲目を差し引いても目鼻立ちがハッキリしていてカッコイイ。
多分、モテたと思う。
年の離れた兄妹で今年で三十歳だ。
そろそろ結婚してもいいのに。
「ここのアパートなの。
じゃありがとね。おやすみなさい。」
「あぁ。おやすみ。」
兄に手を振ってアパートの階段を上った。
まだ見ている兄に苦笑してドアを開けた。
きっと部屋に入るまでずっと見てるつもりだ。
そういうところは変わらないなぁ。
玄関のドアを開け、振り返って手を振った。
優しい微笑みを浮かべる兄も手を振り返した。
このくらいの距離感と熱量ならいい兄妹って感じだなぁ。
家を出て正解だったのかも。
そんな感想を浮かべた。