甘い恋は復讐の後で
息をついていると手を伸ばす莉緒がほとんど口が動くだけの掠れた声で言った。
「もっと………。」
色っぽい姿に欲情が駆り立てられて頭を振る。
テーブルの上にあった薬が目に入って、こんな様子じゃ飲めてないだろうと踏んで薬を手にした。
自分の口に薬を放り込むと、水も一緒に含んでもう一度、莉緒の口に流し入れた。
舌で薬をねじ込むと莉緒の舌に触れそうになる。
これ以上は自分がおかしくなりそうで慌てて口を離した。
喉が上下するのをどうにか確認した。
もういいだろ。
ここにいては変になりそうだ。
出て行こうとする体が何かに引っ張られてギクリとする。
服の端をつかんだ莉緒が消えそうな声で思わぬ言葉を口にした。
「行かないで。伶央さん。」
胸が急激にドクドク騒がしくなる。
気づいてるのか……という緊張感とハスではない自分自身に言われた言葉に自分の隠しきれない欲望が顔を覗かせそうになって飲み込んだ。
それなのに目の前の女はあろうことかパジャマを脱ぎ始めた。
「もっと………。」
色っぽい姿に欲情が駆り立てられて頭を振る。
テーブルの上にあった薬が目に入って、こんな様子じゃ飲めてないだろうと踏んで薬を手にした。
自分の口に薬を放り込むと、水も一緒に含んでもう一度、莉緒の口に流し入れた。
舌で薬をねじ込むと莉緒の舌に触れそうになる。
これ以上は自分がおかしくなりそうで慌てて口を離した。
喉が上下するのをどうにか確認した。
もういいだろ。
ここにいては変になりそうだ。
出て行こうとする体が何かに引っ張られてギクリとする。
服の端をつかんだ莉緒が消えそうな声で思わぬ言葉を口にした。
「行かないで。伶央さん。」
胸が急激にドクドク騒がしくなる。
気づいてるのか……という緊張感とハスではない自分自身に言われた言葉に自分の隠しきれない欲望が顔を覗かせそうになって飲み込んだ。
それなのに目の前の女はあろうことかパジャマを脱ぎ始めた。