愛を私の音色に乗せて。




「紫音疲れてたんだよね?ごめん寝よっか」

一緒に寝ることに関してはもう諦めて入るけど…

…私はなぜ、ちぃ君の部屋へと連れてこられているのでしょうか。

「なんで、ちぃ君の部屋なの?!」

寝るなら私の部屋でも良くない!?
それにちぃ君の香りに包まれて、なんか落ち着かない…

「紫音のベットよりこっちの方が大きいから、ゆっくり寝れるでしょ?」

…一理あります。が。

「はい、じゃあおやすみ」

そう言うとわざとらしく音を立てておでこにキスをされた。

「も〜…」

「顔真っ赤にしてないでねるよ〜」

私をギュッと抱きしめながらちぃ君は寝てしまった。
眠いのに寝れなくなりそう…

まぁすぐに寝てしまったんですけどね?

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