愛を私の音色に乗せて。



「…この歌、あのオーディションの1日で作ったやつ?
…本当に紫音が作ったの?」

「本当に私が作りましたよ!?」

作ってなかったら詐欺じゃん!

「まじで紫音って何者なの?
すげえ良い。本当に俺がもらって良いの?」

「もちろん!ちぃ君に貰ってほしい。」

「ありがとうな。」

そう言って私をぎゅっと抱きしめてくれる。

「ありがとうちぃ君」

「なんで紫音がお礼言うんだよ。」

「いいじゃん!」

感謝しても仕切れないよ。
あなたがいたから夢を持てた。
あなたがいたから夢を叶えられた。

一緒に居られる日々が私の幸せだよ。


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