愛を私の音色に乗せて。
「…オン、shion?」
…ん、誰か呼んでる…?
「shion!起きて?」
「…え、あ!私寝ちゃってました…?
すいません、」
そうだ、私大野さんに家まで送ってもらってたんだ…
今日は疲れすぎて、寝てしまっていた。
「いいんだよ全然。
そりゃあれだけ防音室にこもりっきりで曲作ってたら神経使うよね」
「はい…今日は結構疲れました」
「だよね。仕事の量、多くない?大丈夫?
多分これからどんどん増えて行くからしんどくなるかもしれないけど、
無理だったらいくらでも調節するから言ってね?」
「ありがとうございます。」
マネジャーってすごいな〜。
人のスケジュールを管理するのって絶対難しいと思う。
「じゃあまた明日!
10時くらいに迎えに来るからね。」
「はい!わかりました!」
「お疲れ様〜」
こうして私の忙しい休日が終わって行く