愛を私の音色に乗せて。


「紫音大丈夫?疲れてるよね…
でも仕事遅れちゃうから起きよう?」

なるべく優しい声で話しかける。

「…うん。起こしてくれてありがとう。
もう起きたよ〜」

頭は起きてても、体が起きてないみたいで、
立ち上がろうとすると、グラっとふらついている。

「…っと、あっぶないな」

「ごめんね…もう大丈夫!」

大丈夫とか言ってるけど、こんなの心配で心配でしょうがないわ!?

「紫音、あんまり無理するな。
心配なんだけど…」

俺の知らない時に倒れられたりしたら、
心臓破裂する。

「大丈夫たがら、心配しないで?」

紫音はニコッと笑ってしたに降りて行ってしまった
こんなに近くにいるのに何にもできない自分が憎い。

紫音が無理しないように気をつけておこう


千翼side終


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