愛を私の音色に乗せて。



「ありがとう、すごく楽しみだよ!
早速なんだけど、この映画の原本を読んで欲しいんだ。

本当に短い要約みたいなのだから今パラパラっと見てみて?」

渡されたのは、

『愛は愛を愛する』

という題名の冊子。

なんかね、
未来から来た女性が、自分の旦那になる人との未来を変えていくって話で、
内容は本当に短かったけど、ある程度はわかった。

「読めた??」

「はい、ある程度は飲み込めました。」

「やっぱり若い子は理解が早いねぇ。俺なんか理解するのに1日掛かったよ?
それでね、1番は僕、2番はシオン、最後は2人で歌詞を考えるって感じにしたいんだけど、良いかな?」

「え、いいんですか!?」

「shionの作る歌、楽しみにしてるよ?」

誰かと一緒に歌を作るって、凄い楽しそう…!

「じゃあ、次の打ち合わせに持って来てもらおうかな。
日程は大野くんに伝えとくから」

「分かりました!」

またまた忙しくなりそうです…!


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