愛を私の音色に乗せて。









はぁ…寂しくてもため息でるけどさ、







抱きしめてても、可愛くて好き過ぎてため息でるんだけど。





俺、本当に好きだよな…






よくこれだけ飽きないよなって思うくらい









ギュッと腕の力を強めて隙間なく抱きしめる。





早く家に帰って2人でゆっくりしたいけど、



今は少しでも充電しないと動けない












「…ねぇちぃ君…ここ外なんですけど…?




あの…恥ずかしいんです…けど…?」






「こんな道誰もこないから大丈夫」






実際誰もこないと思うし








「そうかもしんないけど…



早くお家帰ろう?それからゆっくりしようよ〜」









まあ、紫音仕事終わりだし、俺も結構疲れてるからなあ…








「ん、わかった。帰ろっか」






「うん!」









家に帰ればいっぱい紫音に触れられるし、明日も休みだ!







俺は彼女の細い腰に手を回して歩き出した









ーーーーーーーーーーーーーーーーー千翼side終



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