愛を私の音色に乗せて。
「じゃあねしぃ!また修了式ね!」
「うん!またね!」
次に会えるのは2週間後の修了式の日
それまで学校はもう無いんだよね…
よし、帰って準備して、大野さんがきてくれるのを待とう。
それにしても今日から3泊するなんて…
そのこと言われたの四日前だし…
この事務所って、急だよねほんと。
3日間はちぃ君と会えないのかぁ。
寂しいな…
でもそんなこと言ってられないよね…!
頑張ろうと意気込んでると、
「お、やっときた!」
「…何で?!」
校門にちぃ君が立っていた。どうしてこんなところに…
「ちぃ君、何でいるの?」
「ん?紫音と3日間えなくなるからさ、一緒にいたいなーって思って迎えにきた
帰ろ?」
「あ、え、うん…」
いきなりちぃ君が現れたから戸惑ってしまう…
いや、会えたのは嬉しいんだけどね?