愛を私の音色に乗せて。







ちぃ君の受験が終わって、また2人の時間ぎ増えると思ってたけど、そうでもなかった




私の仕事が思っていたよりも詰め込まれていて、泊まりがけってことも珍しくなくなったんだ






だから、こうして一緒にいられる時間は本当に大切。



そして、この時間を大切にしてくれていることがとても嬉しい










「ん、手は?」






「ふふっ、はいっ」





この手の温もり、大好きだなぁ…












「ちぃ君大好きだよ」




あ、口に出してしまってた…







「なに急に?!


おれも大好きだけどさ、」






「えへへっ、大好きだなーって思っただけだよ」






「なんだよそれ笑



あんまりさぁ、
そういうこと不意に言うなよな…?


心臓に悪い…」







ちぃ君は手を繋いでいない方の手で口元を隠している。




照れてる顔なんて普段あんまりしないから貴重だ…!笑



















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