愛を私の音色に乗せて。
…ったく…何でこんな可愛いかな?
紫音のサラサラの髪の毛に指を通すと、一度も絡まる事なく通り抜けた
可愛くて髪の毛サラサラでスタイル良くてほんと何なんだ、この子は。
おまけに肌がすべすべ過ぎてずっと触ってたくなる
「…腕、太ってきたからあんまり触らないでよ…?」
いやいや、どこをどう見ても痩せている。
俺の片手だけで一周するくらいだぞ?
「太ってないし、気持ちいいからやめませーん」
紫音の頬っぺたと腕はいつまでも触ってられる。
……変態じゃないよ?
「なぁ紫音〜」
「……。」
…、あれ?
「しーおー?」
返事が返ってこない…
顔を覗き込むと、
「…寝てる…。」
一緒に寝よって言おうと思ったのに……
そりゃ疲れてるよな。環境違うところでずっと撮影だったみたいだし、周り年上ばっかだろうしな。
腕の中で、規則正しい呼吸をしている紫音をヒョイっと抱え、俺の部屋に運んだ
この子は俺にもたれかかってよく寝る…。
可愛いからいいんだけどさ、そろそろ辞めないと危ないと思うんだけど、、
いつまで、俺の理性が持つかだな
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千翼side終