愛を私の音色に乗せて。


今まで私が書いてきた曲は30曲くらい。
その中で、会えないちぃ君に向けて作った曲も沢山ある。

本人には内緒だし、知らないだろうけど、
私もずっとちぃ君が忘れられなかったんだよ?

のそなかから、私の1番お気に入りを歌う。

《 大丈夫 大丈夫
努力はきっとあなたに 味方するから
少しは信じても良いんじゃない?》

これはお母さんが海外に行ってしまって、不安だった時、自分に言い聞かせる為に作った。
今では凄く勇気をくれる歌。



《まだまだ まだまだ
やれる気がするから 今度は
少し楽しんでも良いんじゃない?

ほら 見てごらんよ
あなたは いつだって
ひとりじゃない》

曲が終わると拍手をしながら

「すごい。ホントいい曲作るよね」

なんて言ってくれる。

「この曲なんて題?」

「『ススメ』って曲。
…なんか、自分で作った歌詞の内容って、改めて確認すると恥ずかしいね…」

実際、曲名を言うだけでも照れ臭い。

「恥ずかしがる必要ないじゃん!
むしろ誇りに思うべきだよ、紫音の歌詞は。

…俺、紫音が歌手になるのすげえ楽しみ。
頑張れよ?いつでも俺は紫音の味方だから」

「…ありがとう。頑張るね!」

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