愛を私の音色に乗せて。


リビングに行くと、翼君から柚子のお菓子をたくさん貰った。

「え、こんなに沢山良いんですか…?」

「もちろん!」

「ありがとうございますっ」

目を細めて笑ってくれる翼君は、どこか雰囲気が違うけど、ちぃ君とよく似てる。

そこから3人で昔話やいろんな話をしていると、あっという間に時間が経ってしまった

「あ、私そろそろ行かないと…」

もうちょっと話していたかったけど、バレエの時間になってしまった

「もうそんな時間か、今日は何時頃帰ってくるの?」

「7時には帰ってくる!」

「ん、わかった」

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