愛を私の音色に乗せて。
「…それ、
あたしのおじさんの会社…なんだけど、」
そうなの?はるちゃんのおじさんの会社…
「な?!」
「は?!」
ちぃ君と声が被ってしまった…
待って待って、そんな事あるの?!
「うん…はぁ〜びっくりだわ。
あの事務所はいい人ばっかりだし、
いいとこだと思うよ!
安心して?しぃの事はおじさんには言わないから。言っちゃったら、実力で入れたとしても納得いかないでしょ?」
さすがはるちゃん。よく分かってくれてる…
「まぁしぃなら、普通に実力で入れるよ!」
「俺も同感だな」
「…ありがとう。頑張るね」
実力を認めてもらうまで頑張るんだ。