愛を私の音色に乗せて。


「やる!次は負けないから!」

「残念、次も俺が勝つから」

何て言われちゃったけど、

「やった!勝った!」

勝ってしまったんですよ、

「ありえねぇ…ちっさい体のどこからあんな体力でてくんだよ…」

「へへっ!最後の方ちぃ君ヘトヘトだったもんね〜」

「うるさい」

すると、杉田君が、

「伊藤さん…本当にバスケ部じゃなかったんだよね?
千翼先輩負かすとか、凄すぎる!
ねぇ、ホントバスケ部入らない?」

バスケ部って女子あるの?!

「バカ杉田。女子バスなんかないだろこの学校」

と、高宮先輩に突っ込まれてる。
やっぱり女子はないんだね、

「もう6時間か。
よし、今日はここまでにして帰るぞ〜」

高宮先輩の一声で今日は終わった

「伊藤さん、今日は来てくれてありがとう!」

「こちらこそ誘ってくれてありがとう、すっごく楽しかった!」

「本当?良かったぁ。
またいつでも来てよ?大歓迎だから!また明日ね」

「また明日!」

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