Bloody Kiss♡
老化を防ぐ為、セトは犬の生き血を啜る。
「動物虐待やん。」
そう抗議をしても
「絶食しろっての?生き血が必要なオレに?それって、バンパイア虐待じゃねーの?」
なんて反論されて、それ以上には責めることが出来ない。
狙うのはセレブ犬。
だから、心配無いってセトは言う。
「大金持ちの犬だし、具合が悪けりゃ病院に連れてくじゃん。大体、仮死状態なんて大袈裟なんだよ。貧血程度だな。」
彼なりに計算しているなら、仕方ない。
ワンちゃん達には申し訳無いけど、セトは吸血鬼だから‥。
「ロナ‥。」
「ん‥。」
熱い kissをして、愛し合う。
幸せは揺るぎなく続いていた。