凪瀬高校に通う七海は、奇妙な夢を見る。
必然と運命の狭間で揺れる、不気味な夢。
憑霊から逃げつつ、憑霊の失った“カラダ”を探すという、命を懸けた夢(ゲーム)だった。
……それはどこか、“ナナミ”の“ココロ”と“カラダ”を蝕むような、……。
*
七海ちゃん頑張って!
私だったら、こんなに強く進めないよ。
たくさんのことを考え、感情移入して読んでいました。
悲しさと悔しさ、そのあとにあらわれる優しさ。
……じゃあ、最後にはなにがくる?
*
悲しみに揺れるから?
真実を知ろうともがくから?
大切なものが消えていくから?
タイトルの意味を想像し続けていました。
本当の意味を知った瞬間、衝撃が。
壮大なストーリーに仕掛けられた、感情の渦がつくりだすラストに鳥肌が
……ぞわわわわっ!!!